ゲームセンターでよく目にするクレーンゲーム。
好きなキャラを取ろうとして、気づいたら何千円も使ってしまってた。そんな経験ありませんか?
私も始めたばかりの頃は「もう1回だけ!」「次は取れる!」とムキになって8,000円近くお金を使ってしまった経験があります。
そんな日はゲームセンターを出た後も寝るまで凹んでしまい、最悪の気分でした。。(泣)
今ではクレーンゲーム大好きで120体以上のぬいぐるみをゲットしてきた私ですが、これからクレーンゲームで楽しもうとしている人が、悲しい思いをして「クレゲ嫌い」になってしまうのは嫌だなと思い、この記事を書くことにしました。
この記事では、私が実践で学んだクレーンゲームの取り方のコツを、実際のプレイ動画を交え、持てる知識を総動員してすぐに使えるコツをまとめました。
ちゃんと理解してもらえれば、好きなキャラを1発でゲットすることも可能です。
もちろん嘘ではなく、私自身が運ではなく実力で1発ゲットしている動画も記事内に載せています。
本当にクレゲが好きだから、1人でも多くの人が楽しくプレイできるように。ぜひ参考にしてみてください。
三本爪アームでぬいぐるみを取るコツ
最初に、アームが三本爪になっているクレーンゲームの取り方について解説します。
三本爪のアームといっても下の画像のように様々な種類がありますが、基本的な考え方は同じと思ってもらって問題ありません。
※ ちなみにクレーンゲームとUFOキャッチャーは同じ意味です。
お金を入れる前にゲーム機本体をチェック
早速取り方のコツを解説したいところですが、お金を入れる前に必ずチェックしてほしいポイントがあります。
この写真には3つのチェックポイントがあるのですが、どこかわかりますか?
正解はこの3箇所です。
- アームの爪の角度
- シールドの高さ
- レールの可動範囲
この3箇所をどういう視点でチェックしているのでしょうか?1つずつ説明します。
初心者の方はあまり気にしていない人も多いですが、アームの爪の角度はとても大事です。
下の画像のように、内側に45度くらい曲がっているアームもあれば、垂直に近いようなアームも存在します。
爪が45度に近いとぬいぐるみに引っかかりやすくなるので良い設定で、逆に垂直になっているとなかなか引っかからないので難しい台ということが判断できます。
ぜひプレイする前に爪が垂直かどうかチェックしてみてください。
シールドの高さは、最終的に取り出し口にぬいぐるみを落とす時の難易度に影響してきます。
例えばこの2つの写真を見ると一目瞭然です。
左のスティッチは高いアームを超えないと取れませんが、右のパンダは取り出し口に寄せて行きさえすればゲットすることができます。
お金を入れてからでないと確認できないことですが「アームのパワー」が弱いのにシールドが高いと難易度が高い台だと言えます(アームパワーについては次の章で解説します)。
3つ目はかなりマニアックですが、アームがどのくらい奥に動くのかを事前に確認しておきましょう。
あまり奥に動かせない設定になっていれば、思った位置にアームを下ろすことができないので獲得の難易度は上がってしまいます。
確認方法は簡単で、下の写真のようにアームが通るレールのどこにストッパーが付いているかを見るだけです。
少しわかりづらいかも知れませんが、L字の黒いプラスチックのものがストッパーです。
上の写真ではしっかりと奥に設置されているので、アームが奥に進まなくて困るということにはならないので、安心してプレイできそうです。
ここまで「アームの爪の角度」「シールドの高さ」「レールの可動範囲」の3つを解説してきました。
これらの視点を知ったことで、「無防備な初心者」から「知識ある中級者」にレベルアップしたと言っても過言ではありません。
ぬいぐるみを取り出し口に寄せて取る
いよいよお金を入れてアームを動かしていきます。
基本的な取り方は、ぬいぐるみを徐々に取り出し口に寄せていって落とすというものです。
そのためにも、最初の1回目で「アームのパワー」をチェックすることをオススメします。
パワーが弱い設定だと、ぬいぐるみを出口に寄せていくのが難しかったり、最後にシールドを超えられなかったりします。そういった「難易度の高い台」は頑張っても報われないことも多いため、パワーのチェックは大事な作業です。
アームパワーをチェックする方法は簡単で、ぬいぐるみの真ん中を持ち上げるだけです。
アームパワーが強いとこのようにぬいぐるみが上まで持ち上がります。
一方、パワーが弱いとこのようにピクリともしないこともあります。
私の場合、どれだけほしいキャラであってもアームパワーがあまりにも弱い時は、深追いせずに早期撤退するようにしています。
ぬいぐるみを取り出し口に寄せる時、最初にやることは「アームを刺せる場所」を探すことです。
アームが刺せる場所というのは下の画像のサスマタような箇所で、そこにアームを刺すことができれば一気にぬいぐるみを動かすことができます。
ただ、アームを刺せるぬいぐるみばかりではないので、ここではアームを「刺せない」ぬいぐるみについて解説し、刺せるタイプのぬいぐるみは次の章で解説します。
アームを刺せないタイプのぬいぐるみが取り出し口の右側に置かれている場合、下の写真のように右アームをぬいぐるみの右側ぴったりに来るように下ろします(逆に取り出し口の左に置かれている場合は左アームがぬいぐるみのぴったり左側に来るようにします)。
ぬいぐるみに限らず、3本のアームはアーム本体の中心に向かって閉じるため、それを利用して景品を動かしたい方向に動かしていきます。
アームを使ってぬいぐるみを取り出し口に近づけることができたら、次は一部をシールドに乗せてみましょう。
下の写真のような状態にできれば獲得確率は90%くらいまで上昇します。
シールドに乗せる方法はいくつかありますが、下のおぱんちゅうさぎを例に見てみましょう。
この時は、軽い下半身を狙って右アームをぬいぐるみの右側ピッタリに下ろしました。先程紹介した動かし方でしっかりとシールドに乗せることができています。
動画の方がわかりやすいと思うので、ぜひチェックしてみてください(動画前半はぬいぐるみを動かす応用テクニックになっています)。
※もし動画が表示されない場合はここからYouTubeで見ることができます
ここまでくれば、あと1回でぬいぐるみゲットです!
「クルリンパ」や「ちゃぶ台がえし」と呼ばれる方法でぬいぐるみを取ります。下の写真のようにシールドに乗っていない方をすくい上げて取り出し口に落とすイメージです。
クルリンパで注意することは、ぬいぐるみを持ち上げてしまわないことです。持ち上げてしまうと、せっかく取り出し口に半分出ているのにフィールド側に戻ってしまうことがあります。
クルリンパのコツは、上の写真にあるようにフィールド側に接している頭の右端スレスレにアーム本体の中心がくるようなイメージです。反対に、アーム本体が取り出し口側に近いとぬいぐるみを持ち上げやすくなってしまいます。
この点に注意してフィニッシュのクルリンパ、キメちゃいましょう!
ちなみに、解説に使った「おぱんちゅうさぎ」は、リュックやポーチなど色んな景品のプレイ動画を撮っているので興味があればこちらも記事もご覧ください。
1発ゲットも!ぬいぐるみに突き刺して取る
ここまではベーシックな取り方を解説してきましたが、この章では皆さんが一番知りたいであろう1発ゲットの方法を解説します。
たった1回でゲットするために外せない条件が1つあります。それはぬいぐるみにアームを刺す場所があることです。
アームを刺せる場所というのは、下の写真にあるような腕や帽子になります。
こういった場所にアームを刺すことができれば、少しずつぬいぐるみを動かしてクルリンパしなくても一発ゲットできることがあります。
仮に一発ゲットできなくても、取り出し口に一気に近づけることができたり、シールドに乗ってくれたりとメリットがとても多いです。
YouTubeでスティッチやうさまるの一発ゲット動画をアップしていますので、ぜひイメージを掴んでみてください。
タグ(輪っか)に引っ掛けて取る
いわゆる「タグかけ」は、ぬいぐるみについてるタグの輪っか部分にアームを突き刺して取る方法です。
上級者向けのテクニックにはなりますが、マスターすると強力な武器になります。
例えば、アームパワーが弱くてシールドも高いけどどうしてもほしいぬいぐるみがあった時も、タグかけを使えば取れるということは多々あります。
実際にタグかけが成功するとこういった感じになります。
先程アームをぬいぐるみに刺して一発ゲットする方法を紹介しましたが、タグかけの場合も一発ゲットが狙えるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
大きいぬいぐるみの取り方
「大きいぬいぐるみがなかなか取れない」というお悩みをよく目にしますが、大きいぬいぐるみにはそれに適した取り方というものが存在します。
別記事で詳しく解説しているので今回の記事では詳しく触れませんが、ずっしりした大きいぬいぐるみを取りたい方はぜひ参考にしてみてください。
小さいぬいぐるみの取り方
大きいぬいぐるみ同様に、小さいぬいぐるみも小ささに応じた攻略法が存在します。
例えば「ぐるぐるアタック」や「2点ロック」などです。2点ロックは中くらいのぬいぐるみでも通用しますが、小さいぬいぐるみでの成功確率が高い印象です。
かなり詳しく別記事でまとめたので、マスコットや小さいぬいぐるみをゲットしたい方は参考にしてみてください。
結論:ぬいぐるみ攻略はクルリンパがオススメ
ここまでアームを腕などに突き刺して取る方法や、タグに引っ掛けて取る方法について解説してきましたが、一番使えるテクニックは何といってもクルリンパです。
タグかけやアーム突き刺しが成功した場合も、アームが抜けてぬいぐるみがシールドに乗って状態になることがよくあります。そんな時クルリンパを使えればあと100円でゲットできちゃいます。
クルリンパの成功と失敗事例をまとめた動画を作っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
二本爪アームでぬいぐるみを取るコツ
ここからは三本爪ではなく、二本爪アームの取り方について解説していきます。
下の写真の一番左の台は三本爪アームと同じ動かし方で取ることができます。ただ、真ん中と右の写真は三本爪アームとは違った取り方になります。
コツは左右に動かしながら前に出すこと
三本爪の時と同じなのは、景品はアーム本体の中央に寄ってくるということです。それを利用して、なるべく手前を狙い左右に動かすことで前に動かしていきましょう。
「左右に動かす??」という方は、文字だとわかりづらいのでぜひ動画でイメージを掴んでください。
最後は後ろを持ち上げて落とす
手前のギザギザシールドに体が乗ったら落とす準備が完了です。
ここでも三本爪アームの解説で出てきたクルリンパが活躍します。
先程までは手前を狙って前に動かしてきましたが、今度は後ろを狙って縦のクルリンパで落とします。
以上が二本爪アームの解説です。
クレーンゲームの裏技?
ここまでぬいぐるみの取り方を解説してきましたが、「覚えることが多くて疲れた」という方もいるかも知れません。
なので、ここからは少し楽に取れるかも知れない3つの裏技(というには大げさですが)についてご紹介します。
クレーンゲームの確率機とは
クレーンゲームには「確率」と呼ばれる現象が存在します。確率とは何十回かに一度アームパワーが強くなり、掴めば必ずゲットできる状態のことです。
確率は突然やってくるので、いくら使ったら必ずやってくるという保証はありません。確率が来た時はこんな感じになります。
クレーンゲームの処分台とは
クレーンゲームには「処分台」と呼ばれる台が存在します。なかなか人気がなくてプレイされない景品やたくさん在庫が残ってしまった景品を一つの台に入れて、設定を優しくした台のことです。
処分台(よく考えると失礼なネーミングですね汗)といってもある程度の難易度があるものですが、本当に激甘設定の台はほぼ自販機状態だったりします。
ハイエナとは(放置台の存在)
初めて「ハイエナ」と聞く方は動物のハイエナをイメージしますよね。
ただクレーンゲーム界では「他の人が途中でやめた台をそのままの状態でプレイすること」を指します。
放置台がどれだけ取りやすいか、実際にプレイしたハイエナ動画があるので参考にご覧ください。
クレーンゲームの疑問にお答え:Q&A
Q:アームのストップボタンは使う?
ストップボタンはよく使います!
特にクルリンパをする時にアームがぬいぐるみに当たると嫌な時などに使うことが多いです。
Q:ぬいぐるみを持ち上げないコツは?
ぬいぐるみを持ち上げないコツは、アームを1本捨てる(使わない)ことです。
1本だけ取り出し口の中に入れてしまうこともあれば、1本だけぬいぐるみを押さえつけることに使うことで機能いないようにしたりします。参考動画を貼っておきますね。
Q:店員さんのアシストって何?
ゲームセンターの店員さんが手助けしてくれることです。
ぬいぐるみがアームの届かない場所に行ってしまった時に、店員さんに「平行移動してもらえませんか?」と言うと奥に行ったぬいぐるみをそのままの形で手前に移動してくれたりします。
他にも、なかなかゲットできずにプレイし続けていると店員さんが取りやすい場所に置いてくれたりします。直接ぬいぐるみの位置を調整してくれなくても、取り方を聞くとアドバイスしてくれたりもします。
Q:UFOキャッチャーは1回で取れる?
私は何度もぬいぐるみを1回で取っているので、答えは「はい」です。
アームを突き刺せるぬいぐるみは1回で取れるチャンスが大きいです。記事内ではスティッチの一発ゲット動画を載せましたが、うさまるの一発ゲット動画も貼っておきますね。